公開日:2023/09/12|更新日:2025/07/08
鍵が回らない原因と対処法!自分でできる対処法と費用相場を解説!
鍵を差し込んでも回らないとき、とても焦ってしまいますよね。外出や帰宅時に鍵が回らないと、家に入れなかったり出られなかったりして大きなトラブルにつながります。無理やり回して鍵を折ってしまうと、余計に状況が悪化してしまい、高額な修理費用がかかることもあります。
この記事では、鍵が回らない原因を詳しく解説し、自分でできる対処法や、やってはいけない行為、業者に依頼した方が良いケース、修理や交換費用の目安、そして今後同じトラブルを起こさないための予防策までまとめています。鍵トラブルで余計な出費や時間をかけないためにも、正しい知識を身につけ、いざというときに冷静に対処できるようにしておきましょう。
目次
鍵が回らない原因とは?
鍵が回らないときには必ず原因があります。その原因を突き止めないまま無理に回そうとすると、鍵が折れたりシリンダーが壊れたりしてしまい、かえって修理費用が高額になる恐れがあります。
ここでは、鍵が回らないときに考えられる代表的な原因を5つ解説します。鍵が回らないトラブルは原因によって適切な対処方法も異なります。それぞれの原因を理解しておくことで、いざというときに慌てずに冷静な判断ができるようになります。
鍵穴内部の汚れ・ゴミ・異物詰まり
鍵穴内部に埃や砂、ゴミなどの汚れが溜まっていると、鍵を奥まで差し込んでも引っかかって回らなくなることがあります。玄関ドアの鍵穴は外気にさらされるため、風で運ばれた砂や埃が入り込みやすく、掃除を怠ると徐々に詰まりがひどくなります。
さらに、雨の日に濡れた鍵を差し込むことで、鍵穴内部が湿気を帯びてゴミや埃が固まりやすくなり、動きを悪くする原因になります。また、小さな虫が入り込んで詰まっている場合や、子どもが異物を入れてしまうこともあり、無理に回すとシリンダー内部を傷つけてしまう恐れがあります。
鍵自体の変形・摩耗・サビ
鍵そのものが変形していたり、摩耗していたり、サビが発生している場合も、鍵が回らなくなる原因のひとつです。鍵は金属製で丈夫に見えても、ポケットやバッグの中で他の物とぶつかったり踏んでしまったりして曲がることがあります。
鍵先が曲がっているとシリンダー内部にうまく噛み合わず、無理に回すとシリンダーを破損する恐れがあります。また、長年使用していると鍵の先端や山部分が摩耗し、最初はスムーズに回っていた鍵も、徐々に回しにくくなっていきます。
さらに、雨や湿気でサビが発生していると滑りが悪くなり、回せなくなることもあります。鍵の変形やサビは見た目でも判断できるため、定期的に確認することが大切です。
シリンダー内部の劣化や故障
鍵を差し込むシリンダー内部には細かい部品やスプリングが組み込まれており、これらが摩耗や経年劣化によって正常に動かなくなると、鍵が回らなくなってしまいます。築年数が長い住宅や、鍵交換を長年行っていない家で多く見られる現象です。
特に内部のピンが摩耗している場合、鍵のギザギザと正確に噛み合わず、回せなくなってしまいます。また、内部部品が破損していると、鍵が途中までしか差さらなくなったり、挿しても回転しないなど深刻な状態になることがあります。このような場合、放置すると鍵が抜けなくなる可能性があるため、早めに修理や交換が必要です。
潤滑剤が不足している
鍵穴内部は金属同士が接触するため、潤滑剤が切れると摩擦が大きくなり、鍵の回りが重くなってしまいます。特に冬場は寒さで金属が収縮し動きが悪くなることもあり、さらに潤滑成分が不足すると回らなくなる原因となります。
日頃から鍵穴専用潤滑剤を使ってメンテナンスしておくと、こうしたトラブルを防ぐことができます。ただし、油系潤滑剤(CRC-556など)を使うとホコリを吸着してしまい逆効果になることがあるため、必ず鍵穴専用の潤滑剤を選ぶようにしましょう。
ドアや錠前の歪みやズレ
鍵が回らない原因は鍵や鍵穴だけでなく、ドアや錠前側に問題がある場合もあります。長年使用していると、ドアのヒンジ部分が緩んだり建付けが悪くなったりして、鍵穴と鍵の位置が微妙にずれてしまうことがあります。
ドアを閉めるときに引っかかる感覚があったり、ドア枠との隙間が均等でなくなっていたりする場合は、建付けや歪みが原因の可能性が高いです。この場合、鍵だけ交換しても解決せず、ドアや錠前の調整や修理が必要になることもあるため、専門業者に相談するのが安心です。
鍵が回らないときの自分でできる対処法
鍵が回らないときに、すぐ業者を呼ばないと解決できないと思う方も多いでしょう。しかし、原因によっては自分で簡単に直せる場合もあります。鍵穴の掃除や潤滑剤の使用、鍵の清掃や差し込み方の工夫で改善することが多く、業者に依頼する前に一度試してみる価値があります。
ただし、間違った対処法はかえって状態を悪化させてしまうため、正しい手順と注意点を理解して実行することが大切です。ここでは、鍵が回らなくなったときに自分で試せる具体的な方法を5つ紹介しますので、落ち着いて確認してみてください。
鍵をまっすぐ挿し直す・少し押し込みながら回す
鍵が回らない原因が鍵穴内部や鍵自体の問題ではなく、挿し込み方にある場合も少なくありません。鍵を挿し込む際は、斜めにならないようまっすぐ奥までしっかり挿入しましょう。それでも回らないときは、鍵を少し手前に引いてみたり、逆に軽く押し込んでから回すと改善することがあります。
これはシリンダー内部のピン位置が微妙にズレている場合に有効です。ただし、調整しても硬いままの場合は無理に回さず、他の対処法を試すか、業者への依頼を検討してください。無理に回すと鍵が折れたりシリンダーを破損する恐れがあります。
鍵穴専用潤滑剤を使用する
鍵穴に潤滑剤を注入することで、摩擦が軽減され鍵が回りやすくなる場合があります。ただし使用する潤滑剤は、必ず鍵穴専用のものを選びましょう。一般的なCRC-556などの油系潤滑剤は、鍵穴内部に残った油分が埃を吸着しやすく、時間が経つとさらに動きが悪化する原因になります。
鍵穴専用潤滑剤は、パウダータイプやシリコン系スプレーが一般的で、鍵穴内部を汚さずに滑りを良くしてくれます。使用方法は、鍵穴に軽くスプレーし、鍵を数回抜き差しして潤滑剤を内部全体に行き渡らせるだけでOKです。
鍵穴内部を掃除する
鍵穴内部に埃や砂、ゴミが溜まっていると、潤滑剤を使っても解決しないことがあります。この場合は、鍵穴の掃除が必要です。掃除機のノズルを鍵穴に当てて異物を吸い出す方法や、エアダスターで内部のゴミを吹き飛ばす方法が有効です。
ただし、爪楊枝や針金などで鍵穴内部を直接触って取り除こうとすると、シリンダー内部を傷つける恐れがあるため絶対にやめてください。また、掃除機やエアダスターを使う際は鍵穴専用潤滑剤と併用すると効果的です。掃除後に潤滑剤を軽くスプレーしてから鍵を差し込んで回してみましょう。
鍵自体を清掃する
鍵が汚れていると、鍵穴内部に汚れを持ち込み詰まりの原因になります。鍵の溝部分には細かいゴミや埃が付着しやすく、見た目にはわからなくても動きに影響を与えます。掃除方法は簡単で、柔らかい布やティッシュで鍵全体を拭き取り、その後歯ブラシや綿棒を使って溝の汚れを落とします。
サビが発生している場合は、市販の金属磨きクロスで軽く擦り取ると良いでしょう。ただし、強く擦りすぎると鍵が削れて摩耗するため、優しく丁寧に行うことが重要です。鍵を清潔に保つことで鍵穴内部の負担を軽減でき、回りやすさが改善されます。
鍵が回らないときにやってはいけないこと
鍵が回らないとき、焦って無理やり力を入れたり、適当な方法で対処したりしていませんか?間違った対応をすると、鍵が折れたりシリンダーが壊れたりして、結果的に高額な修理や交換が必要になることもあります。
ここでは、鍵が回らなくなったときに絶対に避けるべき行為を4つ紹介します。これらの行為は一時的に解決するように見えても、問題を悪化させるだけなので注意してください。正しい対処法を選び、無駄な出費やトラブルを防ぎましょう。
無理やり力任せに回さない
鍵が回らないときに、力を入れれば回るのではないかと思って無理やり回そうとする人は多いですが、これは絶対にやめてください。鍵やシリンダーは精密に作られているため、無理に力を入れると鍵自体が曲がったり折れたりしてしまいます。
特に鍵が折れてしまうと、鍵穴内部に残った折れた部分を取り出す必要があり、修理費用も高額になります。また、シリンダー内部のピンやスプリングを破損してしまうと、最悪の場合シリンダー全体の交換が必要になることもあります。少しでも違和感があれば、力任せに回すのではなく、まず原因を確認し、適切な対処法を試すようにしましょう。
専用の潤滑剤以外は使用しない
鍵が回らないときに潤滑剤を使うことは有効ですが、使用する潤滑剤を間違えると逆効果になる場合があります。特に注意が必要なのが、CRC-556などの油系潤滑剤です。これらは一時的には滑りが良くなるものの、油分が埃やゴミを吸着しやすく、時間が経つと鍵穴内部が汚れで固まり、さらに鍵が回らなくなる原因になります。
最悪の場合、シリンダーを分解洗浄するか交換しなければならなくなり、高額な費用がかかってしまいます。鍵穴に使用する潤滑剤は、必ず鍵穴専用のパウダータイプやシリコンスプレーを選び、取扱説明書通りに使うことが大切です。
見よう見まねでシリンダーを自分で分解しない
インターネット上には鍵穴の分解清掃方法が載っていることがありますが、専門知識や工具がない状態で見よう見まねで分解するのは危険です。鍵やシリンダーは非常に精密に作られており、少しでも組み立てを間違えると正常に作動しなくなります。
また、分解した際に内部の細かいピンやスプリングを紛失してしまうと元に戻せなくなり、最終的にはシリンダーごと交換するしかなくなってしまいます。自分での分解修理はかえって費用がかさむ結果になるため、絶対にやめましょう。掃除や潤滑剤で改善しない場合は、無理せず専門業者に依頼してください。
ドアを叩く・蹴るなど乱暴な行為をしない
鍵が回らないときに、イライラしてドアを叩いたり蹴ったりする方もいますが、これは大変危険な行為です。ドアや枠が歪んでしまうと、鍵穴と鍵の位置がさらにズレてしまい、より回らなくなる原因になります。
また、ドア自体の破損やヒンジの歪みが発生すると、ドアの建付け修理まで必要になり、想定外の出費につながります。感情的にならず、落ち着いて原因を確認し、前述した対処法を試すか、業者への相談を検討してください。乱暴な行為は何の解決にもならず、状況を悪化させるだけです。
鍵が回らないときに業者へ依頼した方が良いケース
鍵が回らないときは、まず自分でできる対処法を試すことが大切ですが、それでも解決しない場合は無理をせず業者へ依頼することを検討しましょう。無理やり回したり、間違った方法で対処すると、鍵やシリンダーが破損してしまい、結果的に修理費用が高額になる恐れがあります。
ここでは、鍵が回らないときに業者へ依頼した方が良い具体的なケースを4つ紹介します。緊急性や安全性を考慮して、業者に依頼すべきタイミングを見極める参考にしてください。
潤滑剤や掃除を試しても鍵が回らない場合
鍵穴専用潤滑剤を使ったり、掃除機やエアダスターでゴミを取り除いたりといった基本的な対処法を試しても鍵が回らない場合は、内部でより深刻なトラブルが起きている可能性があります。
例えば、シリンダー内部のピンが摩耗して正常に動かなくなっていたり、スプリングが劣化して戻らなくなっていたりするケースです。これらは外から見ただけでは判断できないため、無理に使い続けると最終的に鍵が抜けなくなったり、完全にロックされて開けられなくなる危険性があります。
このような状態では自分で解決するのは難しいため、早めに鍵業者へ依頼し、修理や交換を検討することが大切です。
鍵やシリンダーが破損・故障している場合
鍵自体が曲がっていたり欠けていたり、またはシリンダー内部で異音がする、鍵が途中までしか差さらないといった場合は、すでに破損や故障が発生している可能性が高いです。この状態で無理に使用すると、鍵が途中で折れて抜けなくなったり、シリンダー内部の部品が破損してドアが開かなくなるなど、緊急性の高いトラブルに発展します。
また、シリンダー内部が故障している場合は部品交換やシリンダーごと交換が必要になることが多く、自分で修理することはできません。鍵やシリンダーの破損・故障が疑われるときは、早めに鍵業者に相談しましょう。
鍵が折れた・折れかけている場合
鍵が曲がっている、折れかけている、または実際に折れてしまった場合は、すぐに業者へ依頼するべきです。折れかけている状態で無理に回すと、鍵が完全に折れてしまい、鍵穴内部に残った破片を取り出す作業が必要になります。
この作業は専用工具と技術がないと難しく、無理に取り出そうとするとシリンダー内部を傷つけてしまい、結果的にシリンダー全体を交換する必要が出てくることもあります。また、鍵が折れた場合はスペアキーがあってもシリンダー内部に破片が残っていると使用できないため、業者に依頼して安全に取り除いてもらいましょう。
緊急で開ける必要がある場合
出勤や通学などで家を出る必要があるときや、帰宅して家に入れない状況など、時間的に余裕がない場合は、無理に自分で解決しようとせず鍵業者へ依頼しましょう。
特に小さな子どもや高齢者が家の中で待っている場合、または夜間で不安がある場合などは、緊急対応可能な業者を呼ぶことをおすすめします。多くの鍵業者は年中無休で対応しており、最短30分程度で駆けつけてくれるところもあります。
料金は時間帯や状況によって変動しますが、安全と安心を優先し、迅速に解決するためにも業者への依頼を検討してください。
鍵が回らないときの修理・交換費用相場
鍵が回らないトラブルは、原因によってかかる費用が大きく変わります。軽度の掃除や調整だけで済む場合もあれば、シリンダー交換が必要になり高額になることもあります。
ここでは、鍵修理や交換にかかる一般的な費用相場と、交換が必要になるケースについて解説します。あらかじめ費用感を把握しておくことで、いざというときに慌てず冷静に業者へ依頼できるでしょう。
鍵修理にかかる一般的な費用
鍵が回らない原因が軽度で、掃除や潤滑剤の注入、シリンダー内部の調整のみで済む場合、修理費用は比較的安価です。一般的には5,000円~15,000円程度が相場となります。ただし、これは作業時間が短く、部品交換が不要なケースの料金です。
例えば、鍵穴内部の清掃やスプリング調整だけで改善する場合は5,000円前後で対応してくれる業者が多いです。しかし、夜間や早朝など緊急対応を依頼する場合は、別途出張料や深夜料金が加算されるため、最終的に15,000円以上になることも珍しくありません。料金体系は業者によって異なるため、電話で事前見積もりを確認することが大切です。
鍵交換が必要になるケースと費用
鍵が回らない原因がシリンダー内部の破損や摩耗で修理が難しい場合は、鍵交換が必要になります。鍵交換費用は鍵の種類によって大きく変わりますが、一般的なギザギザのディスクシリンダー錠の場合は15,000円~25,000円程度が相場です。
一方、防犯性の高いディンプルキーや電子錠になると、30,000円~50,000円程度かかることもあります。また、鍵が折れてシリンダー内部を破損してしまった場合や、築年数が古くメーカー生産終了モデルで部品がない場合なども交換対応となることが多いです。
交換費用には部品代だけでなく作業費や出張費が含まれるため、見積もりを確認して納得した上で依頼しましょう。
鍵が回らなくならないための予防策
鍵が回らなくなるトラブルは、日頃のメンテナンスや使い方を少し工夫するだけで予防できます。いざというときに困らないよう、定期的な掃除や潤滑剤の使用、鍵自体の清掃など、普段からできる対策を習慣化しておきましょう。
ここでは、鍵が回らなくならないために今日から実践できる5つの予防策を紹介します。どれも簡単なことばかりなので、鍵トラブルを防ぐためにもぜひ取り入れてください。
定期的に鍵穴専用潤滑剤を使用する
鍵穴内部の潤滑剤は時間が経つと劣化してしまうため、定期的に補充することが大切です。半年に1回程度、または鍵の動きが重いと感じたときに鍵穴専用潤滑剤をスプレーすることで、金属同士の摩擦を軽減しスムーズに回せるようになります。
ここで注意したいのは、必ず鍵穴専用の潤滑剤を使うことです。CRC-556などの油系潤滑剤は埃を吸着して逆効果になるため使用しないでください。鍵穴専用潤滑剤を吹きかけた後は、鍵を数回抜き差しして内部全体に行き渡らせると効果的です。このひと手間で、突然鍵が回らなくなるトラブルを防ぐことができます。
定期的に鍵穴内部を掃除する
鍵穴内部は見えない部分だからこそ、掃除を怠りがちです。しかし、砂や埃などのゴミが蓄積すると、潤滑剤を使用しても鍵が回らなくなることがあります。掃除の方法は、掃除機で鍵穴に当ててゴミを吸い出すか、エアダスターで吹き飛ばす方法が安全でおすすめです。
間違っても針金や爪楊枝などでほじくり出そうとしないでください。シリンダー内部を傷つけ、故障の原因になります。掃除は月1回程度を目安に行い、掃除後に潤滑剤を軽くスプレーしておくと、より効果的です。
鍵自体を清掃して汚れやサビを防ぐ
鍵そのものが汚れていると、鍵穴内部にゴミや埃を運び込み、詰まりの原因となります。鍵を清掃するときは、柔らかい布やティッシュで全体の汚れを拭き取り、歯ブラシや綿棒を使って溝の汚れを丁寧に取り除きましょう。
もしサビがついている場合は、市販の金属磨きクロスで軽く磨きますが、削りすぎると鍵が摩耗するので注意してください。掃除を終えたら、乾いた布で水気を完全に拭き取り、清潔な状態で保管するようにしましょう。
鍵を丁寧に扱う
普段何気なく使っている鍵ですが、雑に扱うと曲がったり削れたりして寿命を縮めてしまいます。鍵を差し込むときは斜めに入れず、まっすぐ奥までしっかり挿入してから回すよう心がけましょう。
また、鍵を回すときに無理やり力を入れたり、雑に回したりするのもNGです。鍵をポケットやバッグに入れるときも、他の金属製品とぶつからないように分けて保管することで、変形や傷つきを防げます。鍵を丁寧に扱うことで、結果的にシリンダーへの負担も減り、長持ちさせることができます。
濡れた鍵をそのまま使わない
雨や雪で濡れた鍵をそのまま鍵穴に差し込むと、シリンダー内部の金属部品が錆びやすくなり、動きが悪くなる原因になります。外から帰ってきたときや雨の日には、鍵を使用する前にハンカチやタオルで水分をしっかり拭き取ってから使いましょう。
特に冬場は、濡れた鍵穴が凍結して鍵が回らなくなることもあるため注意が必要です。ちょっとした気遣いで、鍵とシリンダーを長持ちさせ、回らなくなるトラブルを予防することができます。
まとめ
鍵が回らないトラブルは突然起こり、日常生活に大きな支障をきたします。しかし、その原因の多くは日頃のメンテナンスや鍵の扱い方に注意することで防ぐことができます。鍵穴内部の掃除や専用潤滑剤の使用、鍵自体の清掃、そして無理やり回さないことを徹底するだけで、鍵が回らなくなるリスクは大幅に減らせます。
また、自分で対処しても改善しない場合や、鍵やシリンダーが破損している場合は、無理をせずに早めに業者へ相談することが重要です。その際は鍵猿までご連絡ください。鍵猿でしたら、最短15分で現場に到着し鍵トラブルを解決いたします。鍵開けから鍵交換まで一貫して対応いたしますので、鍵のことで何かお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。