堺市東区で鍵交換・鍵修理・鍵が開かないときは鍵屋鍵猿へ

玄関扉の鍵交換のご依頼です。購入したマンションの部屋に引っ越してきたので鍵交換をしたい、という内容です。新しい鍵は防犯的に良い鍵にしたいとのことです。

現在付いている鍵は、MIWA社のHM錠前のU9という鍵です。HMはドアノブの中心に鍵穴のある玉座という種類の錠前です。U9はギザギザした形状の鍵です。

新しい鍵には、WEST社の801という鍵をご提案致しました。ディンプルキーがついているドアノブタイプの鍵です。

また、通常引っ越し時には交換しないドア内部の錠ケースというパーツの交換もご提案致しました。長期使用しているようなので、鍵の開け閉めに不具合が出る前に交換をおすすめしました。お客様にご了承いただきましたので作業を行いました。

今回は鍵交換と一緒に錠ケース交換を行いました。鍵穴を交換すれば鍵は変わるので、入居者の入れ替わりの際には錠ケースの交換は普通はされません。

ただ、鍵の修理依頼で錠ケースが故障していることがあります。鍵穴と同様に経年劣化していくので故障することがあります。最悪の場合は鍵が開かなくなったり閉められなくなったりします。交換時期の目安は20年程度です。長く使用しているようなら錠ケース交換も検討が必要になります。

玄関の鍵をなくしてしまって開けられず、自宅に入れないので開けてほしい。予備の鍵もないので開けたあとは鍵交換も考えている、とのことでした。

今回のご依頼は玄関の鍵紛失による、解錠と鍵交換のご依頼でした。ついていた鍵穴はあの有名なMIWAというメーカーのディスクシリンダーでした。ご存知の方も多いかと思いますが、このディスクシリンダーはピッキングという不正解錠にめっぽう弱いのです。まず解錠作業をすることとなりました。

鍵はなんとか開けることができたのですが、動きが渋い、錠ケース本体のカンヌキの動きがあまりよくないようですね。

お客様から事前にお話のあった鍵交換について確認します。特別希望はなく、一番安いのでというお話でしたので、こちらの錠ケースにあう一番シンプルなシリンダー（MIWAのU9・ピッキング対策済み）へ交換することとなりました。シリンダー交換も特に問題なくでき、無事に作業完了となりました。

古いタイプのディスクシリンダーでしたが、解錠と交換まで、スムーズに作業できて良かったです。ちなみにディスクシリンダーは既に廃盤となっており、交換製品としては今回のU9シリンダー（ギザギザキーでピッキングに強い）か、ディンプルキーへの交換が一般的です。

今回は一戸建てに住んでいる方からのご依頼で、現在使っている玄関のサムラッチ錠が故障。動きが悪く、力を入れないと鍵が開かないとのこと。また、力を入れても開かない時もあるそうです。

型式を確認すると、GOALというメーカーのUCタイプのサムラッチ錠でした。

いろいろ原因は考えられますが、修理で直せるか可能性が高い順に試してみました。

まずはサムラッチの中の摩耗を滑らかにしてみる事です。よくこの部分で引っかかって開けにくくなることがあります。削って滑らかにしてみましたが、動きが改善されません。

次に錠前の汚損、油切れです。これもよくありがちで、埃などに中途半端に汚れた油などが付いて塊になっている事があります。しかし、洗浄し組み立ててみるも、これも改善されませんでした。

各部品単体では全て動きに問題はないですが、組み立てると鍵の動きが悪くなるようです。じっくり観察すると、扉側面のプレートが扉についた時だけラッチが擦っている事に気がつきました。ここの擦っている部分を削り、動きが硬いという問題点が解決しました。

原因の特定に時間がかかりましたが、分解ついでにいろいろ調整や洗浄ができたので、お客様も満足そうでした。